Qman's Diary

多趣味人間の備忘録

2025-02-12

デイリーがしんどくてゲームをやめた話

タグ
その他

タイトル決めて思ったけど盛りすぎだった。デイリーがしんどくて「一部の」ゲームを「休んでいる」話。

ようやく自分のブログが雑な書き散らしをして良い場所だと気づいたので、書く。日記みたいなもんだし。

ゲーム、多すぎ

最近のゲーム、どれもこれも素晴らしいものが多すぎる。ソシャゲに絞ってなお、あまりにも魅力的なグラフィックとキャラクターとサウンドとストーリーに塗れている。おまけに話題性にも優れているので、周囲の友人とか知り合いとかそういう人たちの話題がそのゲームに染められる。Pixivなんかを眺めていても、明らかに流行が見える。流行に何周か乗り遅れるのが自分という生き物の性であるので、乗ってしまったからには上を見ながら必死にやっていくしかない。

まあここまではいい。

(正直なところ、その前の時点でドロップアウトしてるやつもある。学園アイドルマスターは漏れ聞こえるコンテンツのすべてが素晴らしいので非常に興味があるのだが、育成系ゲームはウマ娘をやったときに自分には無理だと痛感したのでやってない)

デイリー、しんどすぎ

ここに書いてあることは一般論っぽく見えてだいたい全て自分の経験。

最初は気にならない

そうやって誘われるか気になってやるゲームは、だいたいソシャゲの性質を有している。ソシャゲの軛から逃れられないから、デイリーというものを有している。

まあ、ゲームを始めて最初のうちは良い。どうせ気になるんだから毎日やる。勝手にデイリーは溶けていくし何も苦にならない。

というか多少苦があってもストーリーを読みたくてやる、なんてこともある。レベル38で超ギリギリヒエロニムスを打ち倒したこともあった。ブルーアーカイブはとにかくストーリーの良さが語られることが多いし、自分が始めたタイミングはたしか二周年の直後(なので周年で配っていた石とかもろもろ全部逃した。人に話すたびにバカにされる)で、ストーリーが驚きの大展開を向かえて誰も彼もがDiscord上で自分の発言にスポイラーをかけて喋っていた。紛うことなき覇権だった。ブルアカを始めた理由は、まさにそれだった。

今後の話もストーリーに惹かれて始めたということにしておく。

気づかず義務になる

そのうち、上達してくるとどうしても自分のレベルを上げたりキャラを強化するほかなくなるタイミングが出てくる。イベントの空隙と言ってもいい。まあ、それでも目標があるうちは良い。ついででデイリーを消化できる。

そうしているうちに、ソシャゲーマーが完成する。ストーリー目当てで始めたのなら一旦ここで止めてストーリーが進んだらまた再開すれば良いはずなのに。とはいえ対人コンテンツやイベントもあるので一概には言えないか。

義務でやっている自分に気づく

そうしてプレイするゲームを増やしていくと、ふと気づいてしまう。うまくデイリーをいい感じにこなすためのルーティーンが出来上がっていることに。

自分の例を挙げる。夕食後、パソコンでゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)を、iPadでブルーアーカイブ(ブルアカ)を起動する。ゼンゼロはとりあえずデイリーのゲージみたいなやつを溜めて、スタミナを最低200くらいは消費する。一方ブルアカはイベントが来ていたらイベントステージを回してそうでなかったらなんか獲得量が増えていそうなところを回る。あとは戦術対抗戦(対人コンテンツ)や総力戦などをやってスタミナを消費しきって終了。そうしたら、パソコンで崩壊スターレイル(スタレ)を、iPadでワールドダイスター 夢のステラリウム(ユメステ)を起動する。スタレはイベントが来ていればそれをやって、そうでないならとりあえずスタミナを消費するまでオートで素材集めをする。その傍らで、ユメステの一日一回手動プレイしなきゃいけない稽古というコンテンツを触る。そうしたら、あとはもうオート周回設定をして放置。その間にスタレのイベントが来ていればそれをこなす。

そうして初めて、自分の好きなことができる時間ができた。プログラミングなりマインクラフトなどのゲームなり、そういうことはゲームを終わらせてからやっていた。正直、デイリーが終わったあとの開放感は嫌いじゃない。

デイリーにいらつく

デイリーをやっている人間は、デイリーをやっていない人間よりも優れた立ち回りをすることができる。もらえる石の数やキャラの育成度に差がついていく。なまじストーリーが楽しかったもんだから、デイリーはやっといたほうがこのゲーム楽しめるよな……と続ける。きっと次のストーリー追加のときに色々と報われるから。それがモチベーションになっていた。まあキャラ育てたいとかイベント楽しいとかもあったけど。

そうして、ゲーム自体が「まあちょっと嫌だけどやんなきゃな~」というものに変質していった。

結局、ログインする理由はデイリーになってしまった。あんまりイベントにも手を付けるモチベーションが沸かなくて、デイリーミッションだけをこなして帰っていくくらいの流れが出来上がる。

ゲームをやめる

短期間帰省することがあった。帰省にはパソコンを持っていけないのでiPadだけになる。コントローラーがほぼ必須になってくるようなゼンゼロなんかはできないのでしょうがなく諦めた。ルーチンが少し減った結果、流されるように帰省中はスタレもブルアカもやらなくなった。唯一、ユメステだけはちょうど大会の予選期間に被っていたのでそれなりにやっていた。

ルーチンが減った生活は思った以上に楽だった。夕食を食べたあと、ユメステとちょっとしたソシャゲは脇に置きつつも、徐ろにパソコンを開いてプログラムの続きを書くことができるというのは結構楽しかった。

やがて帰省から帰ってきて、スタレだけは復帰したもののそれ以外は今のところログインしていない。

デイリーは義務ではないし、ゲームは一旦やめてもいい

ゲームをしばらくやめていると、次に開いたときにいわゆる帰還報酬みたいなものがもらえる。もちろんデイリーをコツコツやっていた人には敵わないが、まあマシにはなる。ストーリーを追うなら、これで充分かもしれない。多分、焦る必要はないんだと思う。最悪どうしても欲しいキャラがいれば課金くらいすればいい。

あまりにも常識というか、「人を殺してはいけない」というルールと同じくらいデイリーというものの存在が当たり前になっていたから、ゲームをやめても良いという発想が出てこなくなっていた。「今日もやらなきゃな」と思いながらやるのが許されるのは、賃金の発生する仕事くらいのものである。というか賃金が出なければ、それはもう奴隷である。奴隷だって働いたら最低限飯くらいはもらえそうなものだが、ゲームの提供する報酬というのは実体のない数字くらいである。まあそれで報酬系を刺激されてしまう我々も我々だが。

これらをやめてみたら、明らかに心の負担が減った。久々に工場建設ゲームのFactorioを起動してみたら、10バージョンくらいアップデートが入っていた。新規ワールドを作ってやってみると、これがもう楽しい。最初のうちはどう自動化しようか迷ってしまうが、少しでも自動化されてくるとだんだん愛着が湧いてくる。時折マップを開くと、工場が俯瞰できて良い気分になる。

また、帰省前に友人と遊ぶためにMinecraftのサーバーを立ち上げた。縛りプレイのために自分でプラグインを書いてみるなんてこともした。ゲームバランスやバグの調整は大変だったし今でも完璧かはわからないが、しっかり動作したときは嬉しかった。なかなか新鮮な感覚でマイクラをプレイできている。

Factorioにもマイクラにも、デイリーはない。一度買ったらそこにあるだけのゲームが、結局実家みたいに帰って来れる場所になっている。帰省することでそれに気づいたので、なんか狙ったメタファーみたいになっているが、偶然である。

やめるゲーム、続けるゲームとその理由

ついでなので、一旦やめようと決意したゲームと今プレイを続けているゲームを挙げて、その理由を書いておこうと思う。やめるゲームに関しても別に何から何までディスりたいわけではない。むしろ好きであるというのは明言しておきたい。

ゼンレスゾーンゼロ

やめる側のゲーム。

ストーリーと流れてくるイラスト、そしてタイアップの曲に惹かれて始めた。モエチャッカファイア、良いよね。

戦闘体験もかなり良い。カウンターがキマったときのカチンとした音と感覚で気持ちよくなるようにできている。バタバタとボタンを押してガチャガチャしてるだけでもゲームが上手くなった感覚が味わえるからお得。

ただ、正直スタレの楽さに慣れきっていた。スタレはやろうと思えばデイリーが全部オート戦闘だけで終了するので、わざわざ自分でキャラを操作してプレイしなきゃいけないのが億劫に感じられてしまった。そのうちイベントもなんか面倒になってしまい、嫌になってしまった。

メインストーリーとかバージョンが変わったくらいでもう一回始めるかも。

ブルーアーカイブ

やめる側のゲーム。

ストーリーが死ぬほど気になったため始めた。始めてみたらキャラも曲も当然良かった。音ゲーとコラボしてくれると嬉しい。

あとは結構報酬が何やっても多めに出る感じがしているし、もしサーバーメンテナンスなどしようものなら他のゲームよりも圧倒的な量の詫び石を配るので、そういう意味でも印象が結構良かった。

ただ、それなりに時間がかかる。インターバルを空けないとプレイできない戦術対抗戦(対人コンテンツ)だったり、イベントやキャンペーンの内容によって変化する周回場所など、地味に結構脳を使ってしまう。ちょっとでもしっかりやろうという気持ちがあれば苦にはならない程度の負荷だが、完全にルーティーンとしてやるには若干重かった。イベント開催時は結構時間を取ってくるし、総力戦みたいなコンテンツも手動プレイをしっかり要求してくるのでしんどい。

最近はストーリーも追いきれていない。デカグラマトン編を存在だけ知っている状態。

崩壊スターレイル

やめない側のゲーム。

始めた理由はだいたい上に同じ。あと友達がやってたから。

イベントその他諸々が面倒だな~と思うのは他と変わりないが、ゼンゼロのところで書いたように日々のルーティーンが楽なので多分継続できる。ストーリーも普通に追いたい。

ワールドダイスター 夢のステラリウム

やめない側のゲーム。

始めた理由は、やたらオプションが充実しているソシャゲ音ゲーがあると聞いたため。

運営は結構な頻度でポカミスをやらかすし、お世辞にも一線を張っているコンテンツとまでは言い切れないのが悲しいところではあるが、それでもストーリーはもちろん曲も譜面も大変高品質。さらには高難易度譜面は他の音ゲーでも役立つような硬派さを持っているので、やりごたえがある。

なんだかんだめちゃくちゃストレスを感じたことはない。楽しい?と聞かれたらノータイムで躊躇いなく楽しいと答えられる。

ソシャゲとして見たときには、正直スタミナも死ぬほど溢れさせているしイベントガチ周回などやらずゆるくやっているのだが、それでも許してくれそうな緩さがある。(悲しいことに)アクティブユーザーがそこまで多くないので、適当にやってもそれなりにいい感じになる。

イベントは、たいてい追加ストーリーがあって、読了すると報酬に石をもらうことができるのだが、リリース以来ちゃんと読んだのは一回くらいしかなく、それ以外は全て石を逃し続けている。一般的な感想ではないが、最近はストーリーがないイベントも出てきて楽で良い。

デイリールーティーンで言うと一番時間を取っているコンテンツではあるが、オートを設定してぶん回すだけなのでiPadの拘束時間が長くなる以外の問題は特にない。そもそもこのオートぶん回しも、報酬のことを考えなければもっと短くする方法があるから気が楽。

全譜面を埋めることは最近はしてないが、そのうち気が向いたらやりたいな、と思えるくらいには好きなゲーム。

クラッシュフィーバー

やめない側のゲーム。

ここに至るまでに一切名前を出していないが、普通のソシャゲである。ゲームセンターの音ゲーCHUNITHMとのコラボをきっかけに5年ぶりくらいに復帰した。

デイリーがかなり軽くて楽。ここまでに挙げたゲームの中で唯一スマホで動かしている。他のゲームと違って腰を据える必要がないのでちょっとした空き時間にオートを回すくらいしかしていない。

おわりに

そもそもソシャゲに向いてないのでは?という気持ちもあるが、もうしょうがない。やりたいものはやりたいので、デイリーをやったりやらなかったりしてうまく付き合っていこう。

でもデイリーっていう文化は悪だと思うなあ!!!

Recent Articles
>> キューマンのコンテンツ置き場

Profile

オタクコンテンツで命を繋いでいる人間

Accounts

Category