Qman's Diary

多趣味人間の備忘録

2023-11-29

【半備忘録】今更「この素晴らしい世界に祝福を!」読んだので感想

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小説・ライトノベル

友人に17冊まとめて押し付けられたので読みました。ビッグサイトから持って帰るのマジで大変だった

画像は特にセンシティブなものでもないです。

ちょっと前の名作をガッツリ読むのも久々だったのですが、ライトノベルとしてマジで良かったので感想が腐らないうちに文章に残しておこうと思います。これ以上ないくらい今更ですがネタバレあります。

感想本文

キャラがこれでもかってくらい立ってる

まあギャグ主体なのでそれはそうなんですが、どのキャラもめちゃくちゃ目立つキャラの立ち方してて良かったです。何が良いかというと、キャラが判別できるので読書体験が向上する。モブですら判別できる。

口を開けば誰だかわかるというのは本当にありがたい話です。

キャラ名が短い

正式名称はともかく「カズマ」「アクア」「めぐみん」「ダクネス」「クリス」「エリス」みたいな感じでキャラ名がだいたい5文字以内に収まっているのも覚えやすくてありがたいです。名前がやたら長い上に名字なのか下の名前なのかわからないような感じでキャラがたくさん出てくる異世界モノを読むのを断念したことがあったので……

ギャグだからできるシリアスが楽しくて気持ちいい

7巻のダクネス救出劇のところで実感したのですが、ギャグ特有のシリアスシーンのノリが上手いですよね。めぐみんが爆裂魔法で脅した瞬間アルダープの手下が急にビビり始めるところとか、冒険者たちがアルダープ(の手下?)の言葉に対して急に欠伸とかよそ見とかし始めるところとか、一瞬一瞬を切り取ると見た目はシュールでも全体のシーンとしては完全にシリアスなところを、笑いつつも熱い気持ちになって読めるものとして完成させていると思います。変な笑いで勢いを殺さないの本当に難しいと思うので……

シリアスもやるときはやる

アルダープの暗いシーンもそうですし、魔王を倒したときのシーンもそうですし、ちゃんとシリアスをしなきゃいけないシーンでは真面目にシリアスをやってくれるので、読み手の感情の緩急をちゃんと制御している感じがあって良いです。それでいてキャラが崩壊したとも感じないので、上手だと思います。

ギャグ特有の不条理な行動が行き過ぎていない

ギャグであるからにはキャラがツッコミどころのある不条理な動きをしたりするわけなんですが、それでイラつくことってあんまりないんですよね。本当に致命的なラインには達していないからだと思います。

例えば、自分はずっとカズマ達がどこかでヘマしてお金をドカンと失ったり屋敷を追い出されたりするのかなと思っていたのですが、振り返ってみれば大金を失ってるのはダクネスを救い出すのと魔王討伐のためのマナタイトのときくらいなんですよね。どちらもギャグではない(本当に?)合理的な行動だと思います。

不条理の結果が取り返しのつかないことにならないというのが読む上で結構ストレスの軽減になると思っています。ちゃんと手に入れたものがいたずらにそれが失われると気持ち的に引っかかってしまうので……

ちゃんとラブコメしてる

こういう複数ヒロインがいるギャグモノって誰ともちょっと距離が近くなっては邪魔が入って、という感じだと勝手に偏見を抱いていたのですが、読んでみたらダクネスはしっかり振られてるしめぐみんとはなんかすごい約束してるしで、ちゃんとめぐみんが正ヒロインしてました。二次創作を外から眺めてるときはわからなかったので、普通に正ヒロインがいてびっくりしました。

結末までは結局描かれてはいないわけですが、複数ヒロインがいる中でちゃんと一人のヒロインが結ばれるという示唆があるのは誠実ですよね。

ラノベだからできることをしてる

フォントが急に変わったり、デカくなったり小さくなったりといったことに加え、急に挿絵に本文を書いたりそれどころか漫画を挿入してしまったり、(前者はまあ他のラノベでもありますが)小説という枠組みを多少壊しに来ている印象がありました。ただ、それができるのがライトノベルという自由な媒体の魅力ですよね。

まとめ

めぐみん良すぎ

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